【藻岩山中腹に佇む】藻岩山神社の歴史(建てた人や神様のご利益)と御朱印はある?

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藻岩山神社

創建年

1987年(昭和62年)

御祭神

伏見稲荷大神(昔から当地に鎮座する氏神)
ウルの神(北欧神話のスキーの神)
レルヒの神(後述のレルヒ中佐)
ブランデージの神(札幌オリンピックのときのIOC会長)

ご利益

無病息災
安全祈願(特にスキー客の無病息災に霊験があるらしい)

もいわ山神社の別名

当神社は別名で「藻岩山スキー守護神」とも呼ばれ、藻岩山スキー場でスキーやスノボを楽しむ観光客のほか、登山客たちも道中の安全祈願に訪れる。

もいわ山神社の歴史・由来

もいわ中腹駅の出入口の前には小さな神社があります。

この神社を「もいわ山神社」と呼称し、規模は小さいものの、毎年、多くのスキー客や観光客が災難に合わないように、無事を祈願しに訪れています。

もいわ山神社の創建は1987年(昭和62年)と、比較的、近世に創建された小さな神社ですが、現在も変わらず篤い崇敬が寄せられています。

創建されたキッカケは1912年(明治45年)、オーストリアの軍人「レルヒ中佐(テオドル・エドラ・フォン・レルヒ)」が、旭川第7師団25連隊・月寒歩兵との共同訓練で藻岩山の登山を実施したことに端を発します。

この時、レルヒ中佐は一本杖を用いたスキー方法を25連隊の隊員に伝授しています。現在では、レルヒ中佐の教え子たちが「藻岩レルヒ会(札幌)」なる会を発足させており、例年、3月に「藻岩山スキー場まつり」で中佐仕込みの「一本杖スキー法」を披露しています。

これら4柱の神を祀ることで、観光客やスキー客の無病息災、と厄災消除、安全を祈願しています。

藻岩山神社の看板の内容

藻岩山スキー守護神の由来記

札幌市民に父なる藻岩山と仰がれるこの山は
古くからスキーのメッカとして親しまれてきました。

明治四十五年三月三十日、オーストリア軍人の
レルヒ中佐からスキー術を学んだ札幌市民が

藻岩山からレルヒ直伝の一本杖によるスキー登山を
決行、翌三十一日はレルヒ中佐ご自身も藻岩山
スキー登山に成功、これが札幌における山スキーの
発祥と伝えられています。

この由緒来歴に基づき、当地における氏神の
「伏見稲荷大神」スキーの神「ウルの神様」藻岩山
ゆかりの「レルヒの神様」札幌オリンピック開催の思人
「ブランデージの神様」をご鎮座し、藻岩山を訪れるスキー客の無病息災と安全を祈願いたします。

昭和六十一年 二月八日

藻岩山の場所とアクセス方法

  • 所在地:北海道札幌市中央区伏見5丁目3-7

市電

ロープウェイ入口下車、無料シャトルバス利用または徒歩約8分

地下鉄

札幌市営地下鉄 東西線 「円山公園」2番出口からJRバス「ロープウェイ線循環バス」へ素敵に乗車、「もいわ山麓駅停留所」で下車し、徒歩約1分。

もしくはロープウェイ前停留所下車、徒歩約4分。

自動車

札幌駅から約30分、山頂までは観光自動車道を利用(有料)
※冬期通行止め

駐車場:山麓駅120台分、中腹駅80台分

公式URL:http://moiwa.sapporo-dc.co.jp/index.html

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