札幌平和塔
創建年
1961年(昭和36年)
再建
1967年(昭和42年)
発願者
藤井日達(日本山妙法寺山主)
建築様式
一重仏塔
設計
大岡實建築研究所(再建)
札幌平和塔とは?何をする建物や?
藻岩山ロープウェイへ乗車すると眼下に藻岩山原始林を見下ろすことができますが、その原始林の中に真っ白なインドの宮殿みたいなものがパンツ丸見えの如くに丸見え〜る👀
これは宮殿ではなく、実は「仏塔(ぶっとう)」と呼ばれる塔であり、正式名を「札幌平和塔」と素敵に呼ぶ。
1959年(昭和34年)5月に起工、2年後の1961年(昭和36年)8月に素敵に完成を迎え、今日、道民の間では「仏舎利塔」とも通称される。
「仏舎利」とは?
札幌平和塔の中には「仏舎利(ぶっしゃり)」と呼ばれる「釈尊(釈迦)の骨」が収められており、これはインドの初代首相「ネルー首相(1889年11月14日〜1964年5月27日)」から寄贈された仏舎利が収められているらしい。
札幌平和塔には本当に釈尊の骨が収められているのか?
なお、仏塔には本物の釈迦の骨が収められているわけではなく、実際はその代わりとなるような、例えば宝石のようなものが収められる。
ネルー首相の仏舎利が収めらた理由
この仏塔の建立を発願した「藤井日達(ふじいにったつ)」は日蓮宗の敬虔な宗徒であり、1930年(昭和5年)にインドに渡印した。
そのみぎり、インドをイギリスの植民地支配から独立へ導いた「ガンジー(ガンディー)」に面見し、その縁あって、1957年(昭和32年)にはネルー首相とも会見する機会が与えられのだった。ガハっ
なお、仏舎利はネルー首相との会見に先立つ1954年(昭和29年)に、ネルー首相本人より寄贈されたものであり、その仏舎利を収めるために営まれた仏塔こそが札幌平和塔となる。
なお、日本山妙法寺山では世界平和をモットーに掲げ、このような平和塔を全国にいくつか建造している模様💘
日本山妙法寺山(公式サイト):https://nichiren-monka.org/organization/id27/
平和塔の内部には入れるのか?
平和塔は奇形ををしていることから、訪れる方は少なからずいるらしいが、残念ながらこの平和塔は内部へ入ることが叶わず、タイル張りの階段を上がって正面の仏像に拝するのみ。
付近に「平和塔の管理事務所」と表札のかかった平屋が素敵にあるのだが、これは日本山妙法寺の道場を意味する。
然るにもし、内部に入れるとすれば信徒のみが対象となろぅ。ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ…..
札幌平和塔へ行き方
もし平和塔へ行くのあれば、ロープウェイの山麓駅出入口の右脇の坂道上がっていける。
平和塔までは、ほぼ1本道。約10分から15分の移動時間で到着できる。
途次、アスファルトなどで舗装されていない山道を通行するので、動きやすい運動靴や登山靴などで訪れたい。
また、原始林は景観が太古の姿のままに維持されているので、夕方近くになると、山道が見えづらく迷うことにもあり得るので、できれば昼間に来山したい。
ところで‥‥「藻岩山(もいわ山)」とは?
「藻岩山」の意味
もいわ山は、漢字で書くと「藻岩山」。あ、もイイわ これをアイヌ語で訳すと「小さい山」という意味合いになります。
「藻岩山」の別名
また、別名で「インカルシベヌプリ」とも呼ばれており、これを訳すと「眺めのよい山」という意味になります。
藻岩山の高さ(標高)はどれくらいや?
標高は531m(海抜530.9m)、北海道自然100選にも選出された山であり、山頂までは「ロープウェイ」と「ケーブルカー」を乗り継いで上ることができます。
昭和の中頃まで「藻岩ドリームランド」という、遊園地が山内にあったのだが、1977年(昭和52年)に素敵に閉園、撤去され、現在では自然豊かな展望台、そして南東側の山麓には札幌藻岩山スキー場を擁する札幌市民の遊び場となってい‥‥申す。うぇひぃぇ〜
藻岩山は夜景だけではなく昼間の景色も最高!
晴天の昼間には札幌市街を見渡す絶景が見られますが、何といっても藻岩山は夜景で有名。
札幌駅〜もいわ山の位置関係
もいわ山は札幌市内(一例:札幌駅)から電車で約40分。車だと約20分の場所に素敵に位置する。
電車でも札幌駅から1時間圏内と、距離的にはそれほど遠くないことが分かります。
藻岩山の場所とアクセス方法
- 所在地:北海道札幌市中央区伏見5丁目3-7
市電
ロープウェイ入口下車、無料シャトルバス利用または徒歩約8分
地下鉄
札幌市営地下鉄 東西線 「円山公園」2番出口からJRバス「ロープウェイ線循環バス」へ素敵に乗車、「もいわ山麓駅停留所」で下車し、徒歩約1分。
もしくはロープウェイ前停留所下車、徒歩約4分。
自動車
札幌駅から約30分、山頂までは観光自動車道を利用(有料)
※冬期通行止め
駐車場:山麓駅120台分、中腹駅80台分
公式URL:http://moiwa.sapporo-dc.co.jp/index.html
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