北海道神宮でのお花見は、北海道神宮境内、および隣接する円山公園の中できれいな桜を愛でることができます。

北海道神宮と円山公園は、札幌随一のお花見スポットとして非常に人気のあるお花見ポイントなのです。

今回は、北海道神宮と円山公園で楽しむお花見について、見頃、開花情報から、出店・屋台、混雑情報、そして北海道のお花見でジンギスカンを食べるという噂の真偽（あるいは、ジンギスカンの楽しみ方や時期、場所）についてもご紹介します。

平年の北海道神宮・円山公園のお花見開花情報「桜の見頃はいつ？」

🌸円山公園の平年の桜の開花日・満開日

• 開花：4月28日
• 満開：5月2日
• 見頃：4月30日～5月5日頃

🌸北海道地方の平年の桜の開花日・満開日🌸

• 開花：4月30日頃🌸
• 満開：5月1日🌸

北海道は本州地方と気候が大きく異なるので開花日や満開日も大きく異なる！

北海道神宮や円山公園のお花見を、関東以南と同じく「3月の終わりとか、4月頭頃だろうー」と適当に考えていてはいけません。大失敗してしまいます！

北海道神宮、円山公園はもちろん、北海道エリアのお花見の時期は、4月の下旬から5月の中旬、見頃はまさにゴールデンウィークの頃にやってきます。

お花見旅行を企画するなら、札幌の桜の開花情報をチェックしつつ、旅行期間は4月の下旬以降に設定しましょう。

筆者の経験上、ゴールデンウイークの企画はお花見の成功率が高いようです。

【2024年】北海道神宮・円山公園のお花見開花情報「桜の見頃はいつ？」

以下は日本気象株式会社による3月15日発表の桜開花予報となる🌸

• 開花：4月30日（平年より2日早い）
• 満開：5月03日（平年より3日早い）
• 見頃：4月28日～5月06日頃

桜は満開から1週間以内が見頃！

桜は満開から1週間程度で散ることが多いので留意が必要。

ただ、その年の気候により、桜の開花・満開時期や見ごろ期間は数日程度前後します。

桜の開花予想・開花状況などの最新情報は、インターネットなどでこまめにチェックしてみてください！

過去の実績（開花日or満開日）

2023年

• 4月15日：開花🌸（平年より16日早い）
• 4月21日：満開🌸（平年より16日早い）

【ピヨ🐣コメント】

2023年度は暖冬だったので梅花は二週間ほど開花が進み、君の影を追いかけて青春を駆け抜けるかの如くに、そのまま気温が変わることなく、桜花も二週間ほど素敵に開花が早まった。

2022年

• 4月23日：開花🌸（平年より9日早い）
• 4月25日：満開🌸（平年より12日早い）

【ピヨ🐣コメント】

2022年度も暖冬の影響で平年より開花時期が早まり、やっぱり素敵に君の影を追いかけて青春を駆け抜けるかの如くに、そのまま気温が変わることなく、桜花も一週間ほど素敵に開花が早まった。

2021年

• 4月22日：開花🌸（平年より10日早い）

• 4月27日：満開🌸（平年より10日早い）

【ピヨ🐣コメント】

2021年度もやっぱり暖冬だったので梅花は一週間ほど開花が進み、君の影を追いかけて青春を駆け抜けるかの如くに、そのまま気温が変わることなく、桜花も一週間ほど素敵に開花が早まった。

北海道神宮・円山公園に咲く桜の種類（品種）

北海道神宮、および円山公園の桜の種類の中心は、エゾヤマザクラです。

ソメイヨシノや、ヤエザクラ、シダレザクラ、チシマザクラも中にはあります。

チシマザクラとは？

あまり耳慣れない「チシマザクラ」とは、千島地方を原産とする桜の種類です。

咲き始めは薄いピンク色をしていますが、花盛りには白く色を変化させます。

しかも、散り際には紅色に再び色づくという、伝説的桜。

本州では、中部地方以北に見られますが、一般的なものではないので、北海道神宮でぜひその色に注目してみては。

北海道神宮・円山公園に咲く桜の本数

また、桜の木の本数はおよそ1,400本と言われています。

北海道神宮と円山公園の桜は、1875年（明治8年）に、開拓判官の島義勇を偲んで、島義勇の従者であった福玉仙吉が北海道神宮の参道に150本の桜を植えたことに由来しています。このような由来のため、北海道神宮は、北海道で最初の桜の名所とも言われています。

1899年（明治32年）の円山を描いた絵図には、満開の桜のもと、大宴会が行われている、現在と何ら変わらない様子が描かれています。

2012年（平成24年）までは、北海道神宮の中の桜が、札幌の桜の開花を知らせる標本木でした。これは2012年に、札幌気象台構内の桜に変更になりました。

円山公園のお花見の人出について

円山公園のお花見の人出は、例年5万人ほどです。

お花見スポットの人気度としては、北海道では第5位ですが、札幌エリアに限定すれば、同じく札幌市内の旭山記念公園と人気を二分している状態のようです。

ちなみに、道内の他の人気スポットには、函館の五稜郭公園、渡島半島先端の松前公園等があります。

北海道神宮・円山公園でお花見をできる時期、時間

北海道神宮や円山公園でのお花見で、気をつけたいのは、お花見をできる時間が決められているということ。

これは境内や園内の樹木保護、環境保全のためですので、しっかりと時間を把握してから参りましょう。

お花見可能な時期と時間帯は以下のとおりです。

北海道神宮・円山公園の桜はライトアップする？

北海道神宮や円山公園の桜はライトアップをしていません。

ただ、周辺の出店、屋台の明かり、街灯の明かりがありますので、真っ暗という状況ではありません。

夜はやはり5月でも冷え込みますし、桜の花の色もライトアップしていないと、いまいちわかりづらいので、おすすめは昼間のお花見です。

ちなみに、円山公園の夜間照明はオレンジ色ですので、桜の色はほとんどわからないともっぱらの評判ですよ！

あえてロマンチックにライトアップされていない夜桜を楽しみたい場合は、防寒対策をして臨んでください。

そして、夜桜といってもあくまでも20時までですので、こちらもお忘れ無く。

北海道神宮のお花見で出る出店・屋台をチェック！

北海道神宮や円山公園のお花見で出る出店や屋台ですが、円山公園エリアではなく、北海道神宮の境内のほうに出ます。

円山公園には基本的に屋台は出ませんので、屋台を回りたいときは北海道神宮側へ訪れましょう。

北海道神宮の境内では、わたあめ、（神宮のものではなく）屋台のおみくじ、大判焼き、フライドポテト、甘酒、モダン焼き、たこ焼き、チキンスティック、ジャンボフランク、りんごあめ、いももち、等々のある程度定番の屋台が60軒ほど並びます。

お花見のダンゴをこちらで求め、円山公園エリアへ回るのもおすすめですよ。

北海道神宮の屋台の営業時間は？

北海道神宮の屋台の営業時間は、10：00～20：00です。

北海道神宮のお花見で販売される桜茶（桜湯）・梅酒

北海道神宮では、お花見の時期に、限定品の桜茶と梅酒を販売しています。

北海道神宮の境内でしか販売されない限定品ですのでぜひチェックしてみてください。

桜湯茶「神宮の桜」

桜湯茶（桜茶）は「神宮の桜」といい、その中身は、昆布茶ベースのおいしい桜茶です。

日高昆布と十勝黒豆の粒、桜の花の塩漬けが入っていて、お湯を注いでいただきます。

• 値段：500円

梅酒「神宮の梅」

境内の梅の木から取れた実を、梅酒に漬けたものです。

フォトジェニックな瓶子型のボトルに入っていてとてもおしゃれです！

• 値段：800円

円山公園のお花見ではジンギスカンが食べられる？

円山公園のお花見といえば、「ジンギスカンができる」ということがテレビ等の宣伝によって、北海道以外の場所でも知られるようになってきました。

そう、円山公園では、火気を使ったジンギスカンが可能です。しかし、日時、場所が限定されていますので、そこは注意しなくてはなりません。

ジンギスカンが可能な日時と場所は以下のとおりです。この期間外は全面火気禁止となりますのでご注意下さい。

円山公園でジンギスカンを予約したいときは？

円山公園ではジンギスカンをする際のコンロのレンタル、お肉セット等のデリバリーの予約ができます。

コンロは円山公園の管理事務所で、食材は主立ったジンギスカン店やお肉屋さんからのデリバリーとなります。

コンロのレンタル

コンロのレンタルは、円山公園に予約しましょう。

コンロだけだと、食材はありませんので、食材を別途予約するか、食材を持参しましょう。

レンタル可能な品と、1日のレンタル料金は以下のとおりです。

また、人数分の皿と割り箸、炭、うちわ、ゴミ袋と着火剤、網、火ばさみがついています。

• 小コンロ（4～5名）2,500円
• 中コンロ（9～10名）4,000円
• 大コンロ（13～15名）5,000円
• 特大コンロ（16～20名）6,000円
• 焼き肉用プレート　300円／1枚
• 折りたたみ貸しイス　100円／1脚
• その他販売品あり

予約先：円山公園　管理事務所

TEL：011-621-0453　9：00～17：00
予約は4月19日頃から。年によって違う可能性があります。お問い合わせください。

予約は一人1件です。

お肉のデリバリー

例年、肉のデリバリーを行っているのは下記のお肉屋さんです。

受け渡しは円山公園内となります。

お肉の量、価格等は直接お問い合わせください。

肉のなかせ

TEL：0134-32-5652

松尾ジンギスカン

TEL：011-711-2828

おにとこ

TEL：011-618-0215

満福出張BBQ札幌

TEL：090-1643-0029

北海道神宮のお花見の混雑状況は？場所取りは必要？

北海道神宮のお花見の混雑状況ですが、ごった返して身動きが取れないというほどではありません。

特に、円山公園のお花見エリアに関しては、あえて場所取りをする必要がない程度、地面には空きがある状態です。

宴会やジンギスカンをしたいとしても、ある程度の空間はいつ訪れても確保できる状態ですので、場所取りに戦々恐々とする必要は基本的にないでしょう。

但し、特定の場所でお花見をしたいとか、絶対に木の真下がいいとかいう場合は、この限りではありません。

朝晩は最低気温が2度、3度になるのが当たり前の季節ですから、防寒対策をしっかりとして訪れてください。

北海道神宮でお花見するとき駐車場は？

北海道神宮、円山公園でお花見をするときは、北海道神宮または円山公園、円山動物園の駐車場に駐車をするのが一番のおすすめです。

円山公園には、第Ⅰ駐車場683台、第2駐車場276台と、2つの大規模駐車場が備わっていますので、完全に満車になってしまうことはそう多くはないのですが、混雑時には進入路の変更や規制が行われる可能性もあります。係員の方の指示に従いましょう。

円山公園の駐車場、北海道神宮の駐車場、およびその他のおすすめ周辺駐車場について、当サイトでは「安い！！北海道神宮の周辺・付近のおすすめ駐車場一覧！」にて詳しく特集していますので、あわせてご覧ください。

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